こちらのブログでは皆様にとって耳寄りな不動産に関する情報や、 私どもが実際の取引の現場において肌で感じたことを中心に発信してまいりたいと思います。
また、社名にもありますように、弊社ではお取引いただく皆様の『幸せ』ついて、 少しでも皆様のお役に立ついことができれば何よりです。 不動産を通じて少しでも貢献できるよう尽力してまいります。 どうぞよろしくお願い致します!
こんにちは!
暖かくなって過ごしやすくなってきましたが、同時に花粉がつらいですね(涙)
マスクが任意になった今も私はマスクが手放せません💦
さて、今日のブログは売却査定について綴(つづ)らせて頂きます。
ご所有の不動産を売りたい!と思ったとき、みなさんはまずどこに問い合わせをしますか?
地元の大手不動産会社、地場の地域密着不動産会社、今はやりの一括査定サイト etc.
今日のネット社会ではほかにも様々な問い合わせ先が存在します。
また、みなさんは何社の不動産会社に問い合わせをしますか?
サイト等を見て1社に絞る方、不安だから2社3社の方、一括査定サイトで5社10社一気にされる方、様々かと思います。
私の経験則では多くの方は査定は無料だし、多くの会社に聞いた方が安心だし、と複数社に問い合わせをされている印象です。
でも、ちょっと待ってください。その問い合わせの仕方、本当に正しいですか?
今日はその真実に迫っていこうと思います。
その際の私たち仲介会社サイドの観点からご説明させて頂きます。
仲介会社が査定対象の案件に対し、競合がいることが判明した場合このようなことを考えます。
・他社はいくらの査定額を伝えているんだろう?
実は仲介会社は、できる限り低い金額でお預りしたいと考えています。
相場より低い金額でお預かりできればすぐに成約に結びつく可能性が高いからです。
もっと言えば低ければ低いほど、買取業者が買ってくれる可能性が高まり、
両手仲介(売主・買主双方から手数料を頂ける)に結びつけることができるからです。
あまりにも低い査定金額を出してしまうと、当然少しでも高く売りたい売主様が、
わざわざその会社に売却を任せることはないからです。
だから、逆に
・『ウチでしたら購入希望の方がたくさんいるので相場より高く売ることができます!』
(↑これが一番多い)
・『(お部屋のいいところだけを誉め、ウィークポイントを伏せ)このお部屋でしたら条件が良いので高く売れますよ!』
などと言って高い査定を出してきます。
何社も競合していると実態とはかけ離れた査定額が飛び交い、気分を良くした売主様は高い提示をした仲介会社と媒介契約を結んでしまいます。
でも、よく考えてみて下さい。相場の金額より1割も2割も高い物件が売れるはずがありません。(リフォームするなど付加価値をつけない限り)
そういった仲介会社は高い金額でお預かりし、何か理由をつけて売れない旨の報告をし、結果、少しずつ売れるであろう相場の金額に下げることを余儀なくされます。
そのまま相場の金額で売れればまだよいのですが、長期間(3か月以上)売出中になっていると、購入権当社からは、【ずっと売れていない物件】という見方をされてしまします。
それだけで済めばよいのですが、『ずっと売れていないということはよからぬ理由があるのではないか』という印象も持たれ敬遠されてしまうこともあります。
口車に乗せられて高い金額で売り出してしまったことで結果的には、【長い時間がかかり】、【相場より低い金額】で成約になってしまった往々にしてあるのです。
一社では不安なので複数社に、、、というのは間違いではありませんが、あまりにも数多くの仲介会社に問い合わせをするのはこういったこともおこりえます。
売却査定を依頼するときにはこのようなこともポイントとして押さえておくとよいかもしれません。
弊社では多くの案件はご紹介によるものが多いので、真の査定額のみをお伝えしております。
また、弊社は少数精鋭での営業活動を行っているため、売れない価格で長い間お預かりし、
業務量が膨大になってしまうことが弊社にとっても大きなデメリットとなってしまいます。
真の査定額をお伝えし、それご理解を頂ける売主様とよりよいお取引をさせて頂ければ幸いです。